メルカリ公式サイトより画像引用
数あるマッチングサービスの中でも、メルカリはトップクラスの成功を収めた実績を持ちます。
2022年6月期における売上高は前期比38.6%増の1,470億4,900万円で、毎年のように2桁成長を続けています。
メルカリはフリマアプリと呼ばれるカテゴリに分類されます。
個人が不要品などを出品し、それを個人が購入するCtoCのビジネスモデルです。
以前からヤフオク!などのネットオークションが人気でしたが、メルカリはオークション形式ではなく設定した販売価格での取引になります。
類似したサービスではラクマとPayPayフリマがありますが、メルカリはフリマアプリの草分けとして圧倒的なシェアを誇っています。
インターネットを通じた個人がCtoCの直接取引をするのは、様々なリスクが存在します。
メルカリは個人間でも安心・安全に取引できるプラットフォームを作って人気になりました。
主なメルカリの機能とサービスをご覧ください。
一番の特徴は、メルカリが一旦代金を預かることです。
購入者はメルカリに対して代金を支払います。
出品者は購入者が代金を払ったことを確認してから商品を発送。
届いた商品の中身と状態を確認して、購入者が受取確認をするとメルカリから出品者に代金が支払われる流れです。
メルカリは10%の手数料を取っていますが、CtoCによる高額売却・安価購入の恩恵が大きいと話題になって大ブームを巻き起こしました。
メルカリの成功を受けてラクマやPayPayフリマなどの類似サービスが続々と登場しています。
以前はメルカリに対抗して、ライバルは手数料を安く設定していました。
それでもメルカリは大きくシェアを落とすことなく成長を続けています。
メルカリは積極的な広告活動とユーザーへの手厚いサポートによって圧倒的な集客力を確保しています。
出品者からは手数料が安い他のフリマアプリに出品するより、メルカリに出品した方が高く売れると評判です。
購入者からは他のフリマアプリよりも出品されている商品の数が多くて、悪質な出品者が少ないことが評価されています。
メルカリは中古品や個人間の取引に抵抗がない全ての方におすすめできます。
通販サイトを含めた店舗から新品購入するのに比べて、保証や返品・交換のアフターサポートが少ないです。
しかし、低評価が少ないユーザーに絞り込めば低リスクで取引できます。
上手に活用すればメルカリ転売でお小遣い稼ぎをすることもできますし、欲しい商品をどこよりも安く買うことが可能です。
マーケットが大きい分だけ高く売れるチャンスや割安な掘り出し物を見つけられるチャンスが大きいので、フリマアプリを使う際はメルカリへの登録から始めましょう。
メルカリがフリマアプリ市場を開拓して現在も圧倒的なシェアを維持しているのは、それだけの理由があります。
購入者・出品者の双方にメリットがあるサービスで、安全性が高いため初心者にもおすすめです。
ただし、メルカリならではのローカルルールがいくつか存在していて、下調べをせずに取引すると悪い評価をつけられることがあります。
低評価が多いアカウントになってしまうと不都合が多いです。
CtoCによる個人間取引ならではのリスクと注意点を認識して、慣れるまではリサーチしながら手間暇をかけて活用してください。